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2010年10月28日 (木)

「ちょんまげぷりん」荒木源

「読みやすくて面白いですよ」とO先生からお借りして

「ちょんまげぷりん」(荒木源)を読んだ。

 

なんとインパクトのあるタイトル!

映画(映画「ちょんまげぷりん」公式サイト)が公開されていることも知っていたし、

文庫本のカバーイラストが上條淳士さんのカッコイイ絵ということも知っていた。

(いやぁ~、上條さんの絵はやっぱセクシーだ~!)

 

映画の紹介で、「お侍さんがプリンを作る話」というあらすじも知っていたけれど

なんで、侍がプリン??と気になっていたので、さっそく読んでみた。

 

すると、本当になかなか読みやすい小説で、楽しかった。

子ども(幼児)を持つ母親(働くシングルマザー)の日々の苦悩、

仕事をしつつ、家事・子育てすることの厳しい現実が、とても細やかにリアリティーをもって描かれている。

実際に、幼児と接し、家事をした経験がなければ、なかなかわからない部分がきっちりと書かれているので

作者は男性なのに、ものすごくよく観察しているなぁ・・・・

ある期間、実際に家事を経験してみたのかしら?と感じたが、

映画サイトの作者コメントに、「退職後、主夫をしていた」とあって納得!

 

タイムスリップの話というのは、いろいろあるが、

気になるのは、やはり最後の締め方だ。

荒唐無稽な設定を可能にするタイムスリップだけに、

それを、いかにまとめるかが鍵。

「ちょんまげぷりん」も話の後半、意外な展開を見せ、

一体どこに話が着地するんだろう?と思ったが、

なかなか素敵な、ジーンとくる、読後感のいいラストで、

この小説全体が、とても良く感じられた。

 

江戸時代のお侍さんが現在の世界に、いきなりやってきたらーーー

それはビックリするだろうね。

車や電車、家電にも心底、驚くだろう。

それでも人間と言うのは案外、順応能力が高く、

結構、慣れてしまえるもの。

 

江戸時代の人が当たり前に持っていた「礼節」の心が

現代では、ずいぶん軽んじられている。

毎日の忙しさに皆が、手を抜いている。

大事なものを大事にできていない・・・・。

そのことを侍が気付かせてくれる。

 

確かにこの話は映画にすると面白そうだ。

主役が錦戸くんというのも、いい。

彼は本当に侍っぽいもの。

 

しかし、原作では安兵衛はイケメンとして描かれておらず、

むしろ外見は武骨な感じの、若さを感じさせない20代になっている。

だからか・・・・・ラブシーンらしいシーンもないのよねぇ・・・・

安兵衛がイケメンなら・・・・・もうちょっと話も変わっているんじゃないかって気もする。

 

映画、観に行こうかと思ったら、なんと!明日で大阪は終了らしい。。。

しかも上映は午前中のみ、、、、

うううーん、残念~

きっと、いつかテレビでやると思うので、その時には絶対観たいな!

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