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2011年5月14日 (土)

繁昌亭で鶴瓶さんの落語、聴いてきたよ!

後で知って、「ああああああ・・・・・」とショックを受けたんです。

先日、鶴瓶さんとコピーライターの糸井重里さんとのトークショーが大阪であったと知って

非常に悔しかったーーーー

しかも、その模様はユースト配信されていたというのに・・・それすらも見そびれたなんて。。。。

 

そのショックがまだ癒えぬ今日、

大阪天満の繁昌亭に鶴瓶さんが飛び入り出演されると聞いて、

「よし!行こう!!」と思い立ち、いそいそと駆けつけた。

 

繁昌亭へは2度目。

前はPTAの社会見学で来たんだっけ。

今日のお客さんはちゃんと落語を楽しみに聞きにきた方たちなので、客席の雰囲気もいい。

 

若手の落語家さんから順に登場して一席ずつ聞く。

最初の方は序盤、緊張が伝わってきたけれど、話が乗ってきたら滑らかに。

落語ばかりでなく粋な地歌を聞けたり、

南京玉ずだれがあったり、

13時から16時過ぎまでの3時間をたっぷり楽しめる。

 

鶴瓶さんはラストのトリ。

大震災当日の話や、被災地訪問での話を少ししてくれた後、

「この話を聞かせたらマネージャーが2回とも寝た」と前置きして、

するっと落語を始めた。

 

正直、

本当に正直言って、

面白い話ではなかった。

話そのものに面白い要素がほとんどないのだ。

落語を聴いているというよりは、ドラマか一人芝居を観ている感覚に近かった。

言うまでもなく、鶴瓶さんの演技力は十分なので見ごたえがある。

 

しかし、「落語を聴きにいく=笑いにいく」というイメージがあったので

なんだかとっても違和感があった。正直。

 

帰り道、

なぜあの話をわざわざやるのだろう・・・と気になった。

 

帰宅してネットで調べてみると、

(※ 「ほぼ日刊イトイ新聞」の対談で鶴瓶さんが詳しく語ってらっしゃいました)

今日の噺は「三味線栗毛」という話が元の「錦木検校」。

「錦木検校」には、「三味線」が出てこない。

最後の、現在ではわかりにくいオチの部分をバッサリとカットして

話の筋を大きく変えている。

それによって、「笑い」で落として気持ちよく締めくくる落語から

「涙」で終わるドラマに変わっていたのだった。

 

元々の噺では、マッサージ師(あんま)が殿に約束どおり位を上げてもらうことを請うシーンがあるが、

「錦木検校」のあんまは、それを口にしない。

形だけ位が上がるよりも、口にしないことで、あんまと、そして殿の気高さが輝く。

 

あんま自身と、あんまと殿との絆の昇華にスポットが当てられた筋立てになっている。

 

あんまの瀕死の演技は、映画「おとうと」を思わせる迫力。

ストーリーそのものは平坦なだけに、退屈させずに聞かせるには演者の力量がかかってくる。

 

それでも、やっぱり聞き終わって

「え?・・・これで終わり?」と正直、思った。

 

思ったけど・・・・聞き終わって、心に残る話だ。

 

それにしても、本当にひさしぶりに落語を楽しんだ。

中学校の時は、桂枝雀さんの落語に大笑いをした。

今、聞いてもやっぱり面白いのかなぁ・・・。

 

落語は、一人の演者が作り出す宇宙に巻き込まれ、世界を共有し、

笑いの弦を演者がピン!と弾くと、響くように客に笑いが伝わる・・・・

 

或いは今日の噺のように

言わないことで、逆に波紋のように広がって伝わる力

(客に察しさせ想像力を深める)

 

それを体現するには・・・・やっぱり技、芸・・なんだなぁ。

やっぱり、生で劇場で観るといろいろ感じるね。

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コメント

私も今月、サザ友さんのおかげで鶴瓶さん見たんですが、それは落語ではありませんでした~bleah被災地訪問の話はそこでもしてましたnote


>「落語を聴きにいく=笑いにいく」というイメージがあったので

ああ、そうですよね。

私も近世国語学の授業で
「来期は落語」と聞いてわくわくしていたら
「牡丹灯篭」だったときのショックを
思い出しましたcatface
さすがにそれはタイトルの時点で「笑えない」ことはわかりましたがbearing

■ゆちゃ

あら!ゆちゃも鶴瓶さん見てきたの??
ゆちゃとは不思議と行動がかぶることが、ちょいちょいあるねー☆

被災地の話も鶴瓶さんにかかったら、えらい和やかなねぇ、面白い話になって。
現地の人がそう話してた、って鶴瓶さんは言ってたけどもね。
独特の話芸よねぇ、鶴瓶さんのトークは。


落語にもいろんなジャンルがあるのねぇ・・・
そっか、牡丹灯篭も落語なんや・・・・
それは笑われへんわー

今回の「錦木検校」は人情噺なのよねぇ
ほんとドラマでした。
お芝居、上手いしね!

・・・・・えらそうに一言言わせてもらうなら・・・
メリハリっていうか
あんまと角三郎(殿)との違いがはっきりあれば、
もっと聞きやすく、わかりやすかったかなぁって思いますわ。

ここのところ 主人が落語にハマっているので
車のBGMがず~~っと落語の我が家です。

その影響もあって 私も一人で二回寄席に行き
一回 林家正蔵さんの独演会に行ってきました。

確かに 落語を聴きに行く=笑いに行く

ですよね。私もそう思います。
初めて寄席に行ったときのトリがなんと
ひたすら軍歌を歌う・・・というモノで
かなりビックリしましたけど
お客様は そういう年代の方ばかりだったので 
かなり盛り上がってました。笑

我が家のオススメは 古今亭志ん朝さんです。
もういらっしゃいませんが。汗
『宿屋の富』がお気に入りです♪

■はなちんママさん

まあ!落語も!?
ちょっと、ちょっとぉー!!


はなちんママさんの好きなものは・・・
宝塚に~
プロレスに~
それから、各種グルメ三昧!
もちろんサザンも!
その貪欲な姿勢が・・・素敵☆


いやぁ~
この日の繁昌亭の、他の落語家さんの話は
にんまり笑えるものから、思わず吹き出すようなものまで
なかなか笑えたんですよ


軍歌ですか・・・
でも我々の親くらいの年代(70代半ば以降)には軍歌って特別なものみたいですねぇ・・・
やっぱり多感な10代前半に聞いた歌って、一生残るんですね・・・

ってことは、
我々にとってのサザンは、まさにそれで
トリでひたすらサザンナンバー歌われたら・・・それは盛り上がるかもしれませんね・・・!!


志ん朝さん、有名ですよね。
でも東京の方の落語家さんのは、あまり聞いたことないのが本当のとこなんです。
オススメなら、ちょっと聞いてみたいな・・・・

枝雀さんのも、ひさしぶりに聞いてみたい気分だなぁ・・・
枝雀さん・・・長生きしてくださっていたらよかったのに。本当に惜しいわ・・・

私の趣味って バランバランですよね。笑
唯一 飽きずに一途に追い続けているのは
桑田さんだけですねぇ。。。
それだけ 桑田さんがスゴイってことですけどheart02

逆に 我が家は上方落語はあまりご縁がないですね。
去年のGWに吉本へ行ったときには
文珍さんが出ていらっしゃいましたが
まくらのみでしたし
今年のお正月 品川寄席に行ったときには
三枝さんが出ていらっしゃいましたが
創作落語だったので
「上方落語を聴いた」
という感じがしませんでした。

枝雀さんもいいんですね?
主人にススメてみます。
ちなみに我が家では 近所の図書館でCDの貸し出しがあって
そこに落語CDがたくさんあるので
そちらで借りては 車のHDDや
携帯音楽プレイヤーに落としていますよ。
お金をかけずに 楽しんでおります。笑
図書館、チェックしてみてください。
(自治体によるみたいですが~。)

■はなちんママさん

おおっ!そうね。図書館ってそういうの豊富にあるよね~
ありがとう!!いいアイディア☆

鶴瓶さんのこのネタ「錦木検校」は柳家喬太郎さんがやられているものだそうで、
言葉も東京弁でね、
大阪弁じゃないんですよー

だから余計、落語というよりお芝居に近く感じられたのかもしれない

はなちんママさんはアクティブだなぁ!っていつもブログを見せてもらうたびに思いますshine
私ももっとあちこち出かけないともったいない!って思うのだけど。
貪欲に生きなきゃ・・・ね!

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