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2013年4月

2013年4月24日 (水)

縁の切れ目が犬の切れ目

三年ほど前の春、ちょうど今頃。

ベランダで洗濯物を干していると、

どこからかキャンキャンと子犬の鳴き声が聞こえてくる。

どこかのおうちで犬を飼い始めたのか、あるいは捨て犬か、

隣家との狭い路地を見回してみたが、犬の姿は見えなかった。

 

その後も、愛らしい子犬の鳴き声と、

「静かに」とたしなめる女の人の声が時折、聞こえてきて

近所で飼われていることがわかった。

犬の吠える声を不快と感じる人もいるが、私はむしろ犬や猫が鳴く声が聞こえるのは嬉しい。

蝉の鳴き声はさすがに、ちょっと腹が立つこともあるけれど、短い期間だと思えば我慢できる。

 

それにしても、どこのおうちで飼われているのだろう。

近隣はご高齢の方が多い。

お隣には小学生の娘さんもいるけれど、既に犬を飼っているし。

すると、ある日。

同じく洗濯物を干していると、子犬の鳴き声が聞こえ、

ふと見ると、裏のおうちの縁側に黒い小さなチワワがいるのが見えた。

玩具のように愛らしい動きで裏庭の茂みに向かって、キャンキャンと吠えている。

ベランダから見る限り、お庭に何かいるようには見えないが、

チワワ心を掻き立てる何かがあるらしい。

 

「ほらほら、鳴かないの。」

女の人がヒョイと抱き、縁側からチワワを連れて行ってしまった。

裏のおうちへは落としてしまった洗濯ピンをもらいに謝りに行ったことがある。

その時、お話したあのきれいな奥さんだ。

引っ越しの挨拶の時は、ご主人が出てきてくれた。

50代後半のようだが、往年はなかなかの色男だったろう風情があった。

お子さんは既に独立したのか、いないのか、住まれている様子は感じられなかった。

だから、犬を飼うことにしたのかな。

納得がいって、謎が解けたことに満足し、

時々、縁側に姿を見せるチワワをそっと眺めるのがベランダで洗濯物を干す時間の小さな楽しみになった。

 

そんなある日、生協で近所の奥さんと会った時に、

チワワの話をしてみた。

その奥さんのおうちは、チワワを飼う家のお隣なのだ。

 

「えっ?そうなの?

そう言えば最近、犬が鳴いてるなぁって思ってたけど。」

 

奥さんは全く知らないようだった。

お隣同士でも交流がないのね…と思っていたら、

「ああ、女の人が連れてきた犬ね、きっと。」

 

言葉の意味が、すぐには理解できなかった。

 

「え?あの女の人は奥さんじゃないんですか?」

 

違う、と首を振り顔をしかめ、奥さんはそれ以上は語らなかった。

裏のおうちにどんな修羅場があり、どんな人生の流転があったのか。

 

ともかく今は退職後の生活を暮している往年のハンサムと妖艶な熟女、

そして黒のチワワの子犬が家族構成のようだ。

しかし、そう言えば、全くチワワの鳴き声が聞こえない期間もあることに気づいた。

つまり、女性がいない時はチワワもいないのだ。

窓が開けられ、掃除機の音も聞こえる時はチワワも縁側にいる。

 

夏の終わり頃、普段あまり聞こえない男女の大声が聞こえてきた。

そうして翌日からチワワの声も姿もなくなった。

なんとなくさびしい思いで縁側を時々、見るともなしに見ていた。

すると、翌年の春にまた「ワン」と鳴く声がし、縁側にチワワがいるのに気づいた。

遠目にもチワワは少し成長し、小さいながらも大きくなったのを感じた。

 

昨年は女の人がいる様子もなく、

二階の窓は暑い夏も閉め切られたまま、

裏庭の手入れもなく、犬の鳴き声もしなかった。

今度こそ、縁が切れちゃったのだなぁ…と思っていたら、

先日、縁側にチワワがいるのが見え、一瞬、幻かと思った。

黒のチワワは、もうすっかり成犬となり、ワンとも鳴かずに

ただじっと縁側で庭を眺めていた。

春に戻ってくる女の人とチワワ。

どういう事情なんだか、首を突っ込む気はさらさら無いが、

今日もベランダで娘のブラウスをハンガーに掛けながら、

そっと裏のおうちの縁側に犬の姿を探す。

2013年4月16日 (火)

シンプルワンピース、作ってみた

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NHK「すてきにハンドメイド」2013年4月号掲載

作るの簡単 着てらくらく 私だけのシンプルワンピース (香田あおい先生)を

作ってみました。

 

いや、とにかくこれ以上簡単な作り方は、もう無理だろうというくらいの簡単さ!

一日で余裕で作れます。

見返しとか接着芯をつけたりとかもなし。

上部が二枚重ねになっているので、自然としっかりするのです。

 

それにしても、よく考えたなぁ…と思う作り方で、

ちょっと作ってみたくなったのです。

2,30年前なら、こんなの邪道って言われたかもしれない。

だけど、このくらい簡単じゃないと、なかなかみんな作らないのかもなぁ…

 

生地はABCクラフトで1m確か1250円くらいのを2m購入。

2500円で普段着のワンピースが好きな柄で手に入るなら、作る価値あり!ですよ。

「すてきにハンドメイド」には型紙もついてるしね。

裁縫の心得がなくても、誰にでも超!簡単にできるワンピースです。

 

・・・・と言いながら、ミシンの縫い目、かなり歪んじゃいましたけどね~~

自分で着るからいいのだ!

2013年4月10日 (水)

ゴッホ展(京都市美術館)

贅沢な昼食を味わい、

さて、京都市美術館を目指す。

開催中の「ゴッホ展」が今回の目的。

 

先週の京都は、うららかな春模様。

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京都市美術館へは、一昨年の秋にフェルメールを見に来て以来。

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何度見ても、威厳がドーーーン!!な正面玄関。

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お天気がいいから写真もきれいに撮れるぅ~♪金ピカ☆

建物そのものが美しく、厳か。

更には桜も満開で、入場前から気分高揚・・・!

 

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今回のゴッホ展には、

かの有名な「ひまわり」も「夜のカフェテラス」もないし、

「ゴーギャン」だとか「耳きり事件」とかって話も一切なし!

そういう周知の知識から一段進んだゴッホ研究の成果を

わかりやすい形で展示してある。

 

「炎の天才」と冠されるゴッホが、いかに地道な努力を重ねていたかを検証し、

これまでの常識を覆す真実も提示するという、なんとも通好みな構成。

ゴッホは日本人に愛されて、かなり知られているものね。

わかりやすく解説を加えて展示されているので、素人にも理解でき、楽しめた。

 

絵画を楽しんだ後はーーー

ちょっと休憩。

美術館近くの甘味処「平安殿」で、抹茶セット。

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桜の花びらを模した和菓子は、中に入った餡も程よく甘く

とってもおいしくて、

お抹茶の苦みとも合い、疲れが癒されました~~

 

この日は、ちょっと暑かったけど、お天気も良く

ゴッホも桜も眼福。

おいしいものも頂けて、満足でした♪

2013年4月 5日 (金)

彩席ちもと(京料理) 京都・四条

桜満開の京都へ、友人とおでかけ。

京都へ行くなら是非ここへ!と粋なtmにいさんが勧めてくれたのは

彩席ちもと

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さっそく予約し、お昼を頂いたのですが

京都の大人散歩気分を堪能できる、とってもいいお店でした!

●駅近! 

阪急河原町駅or京阪祇園四条駅からすぐ。

場所が非常にわかりやすく、迷子になりがちな私でも安心のアクセス!

 

●お値打ち価格

お昼の「彩点心」は2625円。本格京料理を楽しめる。

 

※席数が少ないため、予約を入れて訪れることをオススメ。

 

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「彩点心」

“彩り”の名の通り、色彩豊かにたくさんのご馳走が詰まっています。

ひとつひとつ確かめながら、ゆっくりと味わう贅沢・・・!

少しずつ色々頂けるのが、一番嬉しい。

どれもお出汁がよくしみていて上品なお味。

なかなかこういうふうには作れないのよねぇ・・・

似たようなものは作れても、この味は出せない!

 

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名物「玉子宝楽」

茶わん蒸しをスフレにしたような味わいで、

和でありながらも洋の風味もあり・・・

さらに、添えてある生姜と一緒に食べると、また違った味が楽しめる二段攻撃!

不思議なんだけど、でも箸が止まらない!

また食べたいなぁ~って思う味なの。

これは食べないと、なかなかわかんない一品かも!

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筍ごはんと、お吸い物。

器もいいでしょ?

赤出しは山椒の香りが効いてスッキリしたお味。

筍ごはんは、初ものだわ~

桜漬けとみぶな。京都のお漬物は、やっぱりおいしい・・・!

 

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デザートもつくんですのよ~

黒蜜の、わらび餅。

きなこも挽きたての香り。

ほんの一口の贅沢ーーー

 

これで2625円はお値打ちですわ。

せっかくの京都。年に、たまにのお出かけの贅沢ランチ。

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お店を出ると、

四条大橋からは鴨川のせせらぎと爛漫の桜が眺められ、

心も満たされます。

この後、私達は美術館へと向かったのですが、

ゴッホ展のお話は次の日記にーーー♪


 


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