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2014年5月12日 (月)

映画「アナと雪の女王」

※ネタバレ注意※

 

大ヒット上映中の「アナと雪の女王」

アカデミー賞の受賞も納得の良作。

「アナと雪の女王」予告編
YouTube: 「アナと雪の女王」予告編

2D吹き替え版を観に行った時、

すごく良くて感動したのだけど、

ああ、ここはきっと3Dで観たら、もっとすごいんだろうな~~とわかるシーンがいくつかあり、

先日より吹き替え版の3Dが上映されるようになったので、二回目の鑑賞に行ってきた。

 

 

童話「雪の女王」を下敷きにしているものの、

ストーリーはかなり変わっている。

「雪の女王」を“悪者”ではなく、そうなってしまった経緯が丁寧に描かれていて、物語に深みがある。

一緒に歌おう♪『アナと雪の女王』「Let It Go<歌詞付Ver.>」 松たか子
YouTube: 一緒に歌おう♪『アナと雪の女王』「Let It Go<歌詞付Ver.>」 松たか子

 

氷を操ることができる魔法を生まれながらにもっているエルサは

妹のアナをその魔法で瀕死の怪我を負わせた苦い出来事を機に

魔力を隠し、ひたすらひきこもることで「普通」を装っていた。

しかし、両親が海難で急死、

女王として戴冠式を迎えることになったエルサは大勢の人前で魔力を隠し切れない自分を痛感する。

 

どうも精神的に高ぶると無意識に魔法を使ってしまうようで、

それが強く出てしまうと、人を傷つけかねない威力があるのだ。

手袋をつけることで魔力は抑えられ、なんとか「普通」を保っていたのだけど、

ついに、もうそれをやめる決意をし、エルサは一人、雪山にこもる。

 

本来の自分を解放し、偽りの自分を脱ぎ捨てるのだ。

その誇らしく、強い決意が「Let It Go」には溢れていて、聴く者の胸を打つ。

 

誰にも言えない秘密を抱え、人知れず苦しんでいた人の心には尚、響くだろう。

自己肯定感をようやく得られた幸福な気持ちと解放感、

しかし、そのために失うものへの覚悟、悲しみ、強い意志。

 

松たか子さんの歌声は、その全てが表現されていて

エルサの気持ちが、迫力をもって伝わってくる。

キャラクターの動きとも、とても合っていて

本当に画面のキャラクターが歌いながら演技しているように感じる。

「アナと雪の女王」はとても良いミュージカル作品。

 

松さんの「Let It Go」が高評価なので、隠れがちだが

主人公アナの神田沙也加さんも素晴らしい。

あんなに歌が上手いとは知らなかった。

王女なのに、なぜか庶民的なアナ。

神田沙也加さんの声が“おきゃん”(死語?)な魅力を出していて、アナは生き生きしたキャラになっていた。

 

有名なご両親の二世として、良くも悪くもまずは認識されてしまうお二人。

だけど、「アナと雪の女王」を観ている間、スクリーンの中で歌い踊るのはアナとエルサで

松さんや神田さんの顔を思い出すことは全くなかった。

お二人の実力の高さに驚いたし、努力を感じた。

 

 

ディズニーらしいハッピーエンドで、見終わった後、幸せな気分になれる。

終盤、話があっさりと好転する印象はあるが、

あそこで話をもたつかせる必要もないので、あれでいいのだろう。

自身でコントロールできなかった魔法が「愛」によってできるとコツを掴めたら、あとは簡単だったのかもしれない。

 

ディズニーらしさを感じる一方で、

従来の「王子様に救われ、結ばれるプリンセス」ストーリーがちょっと違っている。

王子様は出てくるのだけど、これが意外な展開になるし、

アナが最後に抱きあうのは、男子(山男・クリストフ)ではなく、姉エルサ。

 

それまでも、ちょこちょことエルサがアナの恋を妨害するシーンがあり

「ん?」と思わせる。

これは、どういう気持ちなのかなぁ?と。

ちょっと異常にも感じられなくもない。

 

しかし、エルサは昔、アナを傷つけたことを深く悔いていて、

アナを守るために…の一心で長年、つらくとも引きこもっていたのだから、

そのアナが自分以外の誰かを選ぶのは耐えられないというのは理解できる。

割に合わない、と思うだろうなぁ、と。

 

だからこそ、アナが恋人との抱擁よりも危機に瀕しているエルサを直ちに救うことを選び、

身を盾にしたその深い愛情に心を動かされ、エルサの心は氷解した、と

そういうことなんだなぁ、と二回観て思えた。

一回目は、そこのところがいまいちよくわからなかった。

 

3Dで観ると、映像の迫力も増すし、

とってもきれい。

技術の進歩、すごいね!

時々、実写かと思うくらいリアルだもの。

 

音楽はどの曲も素晴らしい。

きっと、これもミュージカルになって更にヒットするだろう。

 

アカデミー賞、「風立ちぬ」を抑えて「アナ雪」が受賞した時は

えーっ!と思ったものだが、実際観てみると確かにいい。

「風立ちぬ」のDVDレンタルも心待ちにしてるんだけどね♪

飛行機好きの義父にぜひ見てもらいたくて。

 

それにしても、雪山に一人でこもって

エルサはどうやって生活してたんだろう?

いくら寒いのは平気と言ったって…

食事は?お風呂は?

あ、

オラフのような雪だるまを数体作って、それらが世話してくれてたのかな?

ウサギとか獲って来てくれたのかも。

しかし、雪だるまが家来では火を使えないので、生でお刺身状態で食べないといけないわよね…

パンも焼けないだろうし…

って、そんな心配しないくていいのよねっっ!!

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