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2015年6月23日 (火)

映画「トゥモローランド」感想【ネタバレ含む】


YouTube: 『トゥモローランド』予告編

 

※ネタバレを含む内容です。ご注意を※

 

映画「トゥモローランド」をディズニー好きの友人に誘われ、観た。

 

ディズニーの制作ということでクオリティーの高さは保証されているだろうと、安心して映画館のシートに座った。

映像の美しさ、迫力、

主演のジョージ・クルーニーを始めとする役者の実力、

なかなかのものだった。

 

ただ、話の筋…と言うか、流れと言うか…設定と言うか…

何が、どうなってこうなってるのかを、いまいち掴みにくくて、

なーんかわからないまま話が進んでいく。

途中で、もう理屈で考えることを放棄したら、その後は楽しめた。

 

一応、理屈は通るように作られていて、後からよーく思い返してみると

ああ、なるほどな~と思うのだけど、

字幕だったからか、観ていて、わかりにくかった。

例えば、

トゥモローランドへ行くのは困難だけど、行ってしまえば、向こうからの出入りはすんなりっぽい、とかね。

トゥモローランドのほうが科学が発達しているからそういうもんなのだ、と言われてしまえば、それまでなんだけど。

なんかラストになっても、何と、なぜ戦っているのかも、よくわかんなくて、観ていて迷子になる。

もしかしたら、脚本が大幅にカットされたりしたのかなぁ?と思うくらい。

 

それでも、アクションシーンは迫力があるし、見応えは十分。

ちょっと「ターミネーター」や「バイオハザード」みたいだったりして、すごい。

話の展開がスピーディーかつ、トンデモないので

戸惑いながらも、楽しめる。

エッフェル塔をねぇ…割ってしまっていいのか??と思うけど、

エッフェル塔を造ったエッフェルさんもトゥモローランドのプロジェクトに関わっているという設定なのだから、ここも理屈は通っているのだ。

 

そう、トゥモローランドは、

ディズニーの仕掛けた「最大の謎にして、最高のプロジェクト」というのが、話の基盤になっている。

これについては、ディズニーの公式サイトで紹介されているのだけど、

映画の中では、あまり説明がない。

予告編に出てくる「イッツ・ア・スモールワールド」を、ディズニーランドのアトラクションだと思ってしまっていたが、

映画の中に、ディズニーランドは出てこない。

1964年開催のニューヨーク万博のパビリオンなのだ。

「イッツ・ア…」はディズニーが制作した、ユニセフのパビリオンで、その後、ディズニーランドに移築されたそうなのだ。これは実際の話。

だけど、テレビCMで流れる予告編が、ディズニーとの関連を強調しているので

映画を見たら、その辺りが、ちょっと肩透かしを食らうと言うか…違和感が拭えない。

 

それでもね、

50年前の万博の様子というのが、何とも言えず、懐かしくていい。

1970年の大阪万博をリアルタイムで経験した世代としては、たまらないものがある。

あの「明るく豊かで便利な未来」をまっすぐに信じる澄んだ子どもの瞳に映っていた素晴らしい世界ーーー

万博会場を闊歩する大人たちが、皆、モデルのように垢抜けていてカッコイイのも、

少女がとびきりお洒落で、お人形のようにかわいいワンピースを着ているのも、

なんだか、すごくいいのだ。

 

万博の会場は、特別な空間だったもの。

とても非日常的で、おとぎ話の、夢の中のようだった。

まだ幼稚園児だった私の記憶にも、大阪万博のインパクトは深く刻まれている。

 

万博会場の記憶を思い出しながら、映画を観ていると、

ふと、そう言えば、ディズニーランドのトゥモローランドのアトラクションの建物も、

似ているなぁと気付く。

そこで、映画で描かれている万博会場と、ディズニーランドのトゥモローランドの共通性…

ひいては、そこに隠された“謎”を、そこはかとなく感じることができる、と言えば…できる。

 

でも、映画の中では、そこは強調されていないのだ。

では、何がはっきりと打ち出されているか、と言うと

トゥモローランドは、どのような力で創られるのか、という大きなテーマ。

 

「二匹の狼がいる。

一匹は、暗さと絶望。もう一匹は、明るさと希望。

どちらが生き残るか。」

 

この問いに対しての答えが、実にいい。

 

「私が餌を与えた方だ。」

 

この映画は、幼い子供が観て、意味が分かるかどうか微妙だが、

派手なアクションもあるので、子どもも楽しめると思うし、

この言葉を、胸のどこかに植えて成長してほしい気がする。

いつか、人生の岐路に立った時、

この言葉を思い出し、勇気を持って、より良い選択をしてほしい。

 

「トゥモローランド」への招待状であるピンバッジ、それが贈られるのは、

「夢を持つ人」

そして、「それを諦めない人」

さらに、それは一人ではなく、互いに繋がりあうことで、より強い力になる。

 

ラストシーン、ピンバッジを手に、黄金の麦畑に立つ何人もの若者。

それは、豊かな大地(土壌)に生まれる新たな才能。

遥か向こうに、おぼろげに見えるトゥモローランドを彼らは目指す。

その一人に、君もならないか?と誘われた、と信じた子が

もしかしたら、より良い未来…トゥモローランドを創り上げる人材に

実際になるのかもしれない。

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