お出かけ・旅 Feed

2016年9月 7日 (水)

昼下がり、ig cafeでランチ

Img_3952


ランチの後のデザートとしては、ちょっと重いチーズケーキ。
クリームイエローの断面を眺めながら、「ふぅ。」と息をつき、
アールグレイのアイスティーにシロップを注ぐ。
ベルガモットの香りが、気持ちに潤いをくれる。
 
真夏の太陽が容赦なく照り付ける38度の外気も、
憧れの美白の天敵、アスファルトからの照り返しも、
全てがまるで他人事のティールーム。
 
金曜日の昼下がり、
ランチはAセットでも1,836円と結構なお値段だというのに、
ig cafeは、ほぼ満席だ。

Img_3951


向こうのテーブルには、いかにもお金を持っていそうな帽子をかぶったおじさまと妙齢の美女。
勤め人ではないと一見してわかる白い麻のスーツに身を包み、穏やかに微笑みながらおじさまはひたすら怪しさを醸す。
 
隣の席のカップルは、交際して間もなくなのか、まだ微妙な時期なのか、
ぎこちない会話を無理矢理に花咲かせて盛り上がっている。
彼女のバッグはケイト・スペード。ノースリーブの白のワンピースでお嬢様の圧倒的威力を周囲に放つ。
男の子のシャツも、ありがちなチェック柄とは一線を画す、明らかなブランド物。
ベルトも靴も高価そうだ。
 
しまった。昼までの仕事を終え、友人と合流してのランチなもので、すっかり気を抜いていた。
私も、せめてエレガントなワンピースでも着て来ればよかった。
まるで、これからプールへでも行くかのようなカジュアルさだ。
 
「まぁ、いいか。」
 
友人とのおしゃべりは、いつもの通りとりとめもなく、
お互いの親の健康状態の心配や、
友人が気になるドラマや芸能人の話。
 
最近のお気に入りは、何がきっかけか福山雅治だそうで、
「ああ、そう。」と相槌を打ちながら、コロコロと変わる彼女の表情を楽しむ。
 
「やっぱり、ちょっと食べ過ぎたわね。」と胃を擦り擦り、
次に食べたいランチについて話す強欲な私達。
 
一方通行6車線の広い道路。信号で並んで止まる車。
横断歩道を渡る親子は、双子連れ。
お揃いのかわいい洋服で人形のよう。
ぼんやりと眺めるガラス窓の下の梅田の街。
日はまだ高く暑そうで、私たちはまだまだティールームから動けない。


2016年9月 5日 (月)

江口寿史展 KING OF POP

Img_3987


江口寿史展 KING OF POP 京都開催の最終日、
やっぱり原画を見ておきたくて出かけた。
 
その甲斐あり!
思っていた以上に内容に厚みのある展示で、見ごたえたっぷり。
懐かしさいっぱい。
 
イラストの美しさ、
こだわって何度も描き直している跡が見て取れる原稿。
やっぱりすごい。
 
江口寿史さんの「ストップ!!ひばりくん!」はリアルタイムで単行本を買って読んでいた。
女装している、どこから見ても女のコのひばりくんと同居する主人公の男の子を中心にしたドタバタコメディ。
この設定も当時としては斬新なものだった。
漫画に、行間やリズムを感じる面白さがあった。
そして何よりも「新しく」感じたのは、そのポップなイラスト。
表紙や扉絵は皆美しく、一枚の中に世界が完成している見応えのあるものだった。
 
今も鮮明に記憶にあるそのイラストたちの原画がたくさん展示されていて、
懐かしさに震えた。
 
「ひばりくん」の後、「パパリンコ物語」がスピリッツで鳴り物入りで連載開始され、期待したが、
これまた設定が、かなりすごくて、どうやって話が進行するのだろう??と思っていたら、
やはり早々に休載になってしまった。
連載初回のスピリッツは買っていて、巻頭カラーだったページの絵も覚えている。
その原稿も展示されていた。
まさか、生原稿を拝める日がくるなんて、ハタチそこそこだった私には想像もつかなかったなぁ。
 
江口寿史さんの描くイラストからは、時代感が濃厚に香る。
描かれる少女たちが着ているスカート、その形、布の柄、色。
髪型、口紅の色、靴。
ブランドロゴもそのまま描かれている。
 
それらが、その時々の流行りの先端のものなのだ。
だから、時代を追ってイラストを順に見ていると
ああ、こういうスカート、流行ったよなぁ~と、そういう懐かしさも感じたりする。
 
描かれている少女たちは皆、魅力的で、生き生きと、
「そこ」にいる。
描かれている、その世界の、その場所に「居る」のを感じる。
可愛いが、かわい子ぶっている子は一人もいない。
観る者に媚びていない。
彼女たちは、自分のまま立っている。
そういう透明感があるので、多少の露出のあるポーズも過剰に色っぽくはならない。
 
しかし、エロティックではある。
ツボがキチンと押さえられたポース、構図なのがさすが!
 
今はまだマンガ、イラストというくくりになっているが、
江口寿史さんの作品は将来、アートとして残っていくだろう。
「芸術新潮」で特集されているんだから、もう既にそう認知されているのかも。
 
だってね、以前、ボストン美術館展を観に行った時もね、
これは江戸時代の漫画でしょう?という作品が展示されていたのよ。
だから、本当に芸術として展示される未来が来ると私は思っているのよ。
 
暑かったけど京都まで出かけて良かった。
9/22からは熊本で開催されるとのこと。(↓詳細)
上通アートプロジェクト「江口寿史展 KING OF POP くまもと上通」
お近くの方は是非。
センスが良くて、お洒落で
なんだかいい気分になれちゃうイラストがたくさん!ですよ。

2016年9月 1日 (木)

デトロイト美術館展【大阪市立美術館・天王寺】

Img_3977


天王寺の大阪市立美術館にて
デトロイト美術館展
9/25まで開催中。

 

デトロイトっていうと、アメリカの自動車産業で有名なあの都市。

近年、財政破綻し、美術館の名画も売却の危機に晒された際、市民の寄付や各方面からの援助を得、無事、存続できることになったとのこと。

その経緯が、数年前、橋下前市長に潰されそうになり、市民の猛反対を受け回避されたことを想起させる大阪市立美術館で開催されているのが面白い。
 

Img_3928



元は財閥 住友家の邸宅。
こんな建物、今の時代に造るのは大変よ~ 大阪市の財産だと思うわ。

Img_3930


中も豪華~☆
JR天王寺駅からのアクセスも良く、リニューアルした天王寺公園も隣接。
散歩して、絵画を楽しみ、お茶して帰るのに、ちょうどいい。
 
さて、今回のデトロイト美術館展、
ゴッホ、ピカソ、ルノワール…
誰もが一度は名前を聞いたことがある超有名画家の作品がズラリと並ぶ。
 
これは、なかなかの贅沢!
夏休みは終わっちゃったけど、お子さんを連れて出かけるのも、とても良い情操教育になるはず。
まだまだ夏休みが続く大学生にもオススメ。
ゴッホやルノワールの絵は有名で教科書にも載っているし、ポスターなどの印刷物で知っている人は多いはず。
だけど、美術館で本物の絵を目の当たりにした後に印刷物のその絵を見たら…
全く違うものであることに気付く。
「知っている」のと「見た」には雲泥の差がある。
この機会に、一度は本物の色彩の妙、筆のタッチ、画面からにじむ迫力を生で見ておくことは、いい経験になるだろう。
モネ、セザンヌ、マティス、ゴーギャンの絵も一度に見れるのは、かなりお得!
  

Img_3979


セザンヌやモネの印象派の絵は、一見、落書きのような雑な絵に見える。
こんな子供が描いたような絵、誰にでも描けるとさえ感じる。

 
ところが、少し離れて見てみると、
描かれた世界が、急にリアルに浮かび上がってくる。
その瞬間の日の照り返し、空気感、風のざわめきもそのままに。
 
セザンヌの「サント=ヴィクトワール山」は、まさにそれで、
離れて観ると、朝日を浴び、桃色に染まる山肌がうっとりするほど美しい。

義父も行きたがってるんだけどなぁ…
涼しくなってきたし、出かけられそうなら連れて行ってあげたいなぁ…

2016年8月30日 (火)

夢のエルニド(フィリピン)旅行

Img_3386


5月にフィリピン駐在の友人を訪ねて旅行した。

その時に連れて行ってもらったエルニドの夢のような美しさが、今も忘れられない。
 
まるでカレンダーの写真か、雑誌のグラビアのような青い海、白い砂浜のロケーションが当たり前にある。
自然しかないのだ。
夜になれば、満天の星空も広がる。

食事は3食バイキング。
これがまた豪華で美味!
お皿いっぱいのマンゴーも食べ放題。

アクティビティーも豊富に用意されており、時間を惜しむように貪欲に遊びに没頭した。

Img_3306


ラグーン巡りで、初めてのカヤックにも挑戦!
思いの外、安定しており、漕ぎ方もコツを掴むとスイスイ進む。
海ではなく、波のないラグーンなので私のような初心者でも安心して景色を眺めながら楽しめた。
白い帽子が私。日焼け対策がんばったけど、やっぱり焼けたわぁ~~
 

Dscn6854



引き潮時、海の真ん中に白い道が現れるスネークアイランドと呼ばれるビューポイント。
ここでは野生のお猿さんが木の実を食べているのに遭遇して驚いた。
 
このようなアクティビティーや食事も基本的にすべて旅行代金に含まれているのが、
エルニド リゾーツの強み。
(詳しくは上記↑サイトでお確かめください)
大変快適に過ごせること請け合い。
マッサージやカクテルなどのドリンクは別料金だったが、チェックアウト時にまとめて清算なので、財布を持ち歩くことなく遊べる。
 
ただ…
日本語対応のスタッフはいない。
お互い片言でのやり取りで、コミュニケーションはなんとか取れる。
今回、案内してくれた友人夫妻が英語、現地語に堪能だったので助かった。
 

Img_5306


何もかもが最高なエルニドだった。
その中でも特に美しかったのが、エンタルーラ島。
 
波の青さのグラデーションが鮮やか。
これまで見たことのない海の色だった。
対比する砂浜の白さ。
 
皆はシュノーケーリングで忙しそうだった。
魚が苦手で浅瀬しか行けない私の周りにも小魚たちがやってくるほど。
もう少し深いところに行けば、たくさんの種類の魚たちがいたそうなのだが…
私は波にプカプカ浮いて遊んでいるほうが楽しいのっっ
 
そんなに良いところなら、もっと早く教えてくれたらよかったのに。
もう夏休み、終わっちゃったわよ~とお思いかもしれないが、
実はフィリピンは今(6月~11月)は雨季。
12月~2月は涼しく乾燥。
3月~5月は暑くて乾燥。
 
5月に行ったので日差しが強かったが、日本の夏とは違い、空気がサラリとしているので過ごしやすかった。
HISでエルニド旅行の取り扱いがある。
アクティビティーポイントが近くにたくさんあるミニロックアイランドがオススメ。
セブ島などに比べて少々値が張るように感じるかもしれないが、
食事やアクティビティーが料金に含まれるオールインクルーシブであることを換算してほしい。
そして何より、手つかずの自然を堪能できる贅沢が、エルニドにはある。

  
それでも、フィリピン旅行というだけで治安への不安を感じる人は多いだろう。
私達もそうだった。
無論、海外旅行は十分に気をつけなければならないし、今はどこの国でも思わぬ危険がないとは言えない。
 
マニラに着いて、まず驚いたのは、空港には旅行者しか建物内に入れないことだった。
出迎えの友人も入ってこれない。
めっちゃ警備している。
 
友人宅はマニラの中でも高級住宅地にあたる区画にあり、そこへ通じる道にはゲートがあってチェックされるのだ。
友人は既に顔パス。
隣接する大型高級ショッピングモールへも警備員がいた。
ダイエーのような大きなスーパーの入口にも、警備員が複数人立っているが、そんなに威圧的ではなかった。
とにかく、この区画は「守られた特別区」という印象がした。
高級ホテルなどがあるマカティという区画なら、そういう意味で治安は確保されていると言える。
実際、マニラのマカティ地区のグリーンベルトというショッピングセンターは大変、洗練されていて様々な高級ブランド店のテナントが入っている。
施設そのものが新しく清潔で、安心してウインドウショッピングを楽しめた。
 
もう一つ注意したいのは、マニラからエルニドへの飛行機の乗り換えについてだが、
初めての場合はガイドをつけたツアーに参加することを勧める。
初心者が自力で乗り換えるのには、かなり語学が堪能であっても難しいかもしれない。
(飛行機の搭乗の場所が車移動が必要なくらい全く異なる。)
 
いつかもう一度、訪れたいあの透き通った青い海。

2016年6月16日 (木)

あじさいの寺【矢田寺・奈良】

Img_37491


あじさいで有名な奈良の矢田寺へ出かけた。
閻魔堂など、風情のあるお寺だったが、今の時期、見どころはやはりあじさい。
 
あじさい園は山ごと全部あじさいで埋め尽くされているような見事さ!
濃い青、薄い青、白、そして桃色…
グラデーションに彩られたファンタジーな迷路。
 

Img_37641


紫陽花の葉の裏に隠れているカタツムリ、
光る薄い羽を休めている蜻蛉(かげろう)、
長いしっぽを揺らせて逃げ隠れする小さなトカゲ。
 
背の高さほどもある紫陽花が咲き乱れる中、細い小道を辿っていくと、楽しい発見がある。
 

Img_37551


この手前の紫陽花はハート形になってるんだけど…わかるかな!?
 
そして…
隠れミッキーも発見♪
 

Img_37761


珍しい品種の紫陽花もたくさん植えられていて面白かった。
私、ガクアジサイって今まであまり好きじゃなかったんだけど、
認識が変わったわ。
ガクアジサイもいいものね。
 
ちょうど今頃からが見頃の満開。
これでもか!というほどの紫陽花に、とっても癒される。
大阪からも車で行きやすいオススメスポット。
 
門前に並ぶお店も少ないながら、一つ一つが魅力的。
焼きタケノコの屋台を初めて見たので買ってみた。
1串200円。
醤油が香ばしく、振りかけた七味が効いて美味しかったなぁ~!

2016年5月10日 (火)

人生の夏休み!

Img_3370_5


夢のような旅から帰ってきました。
4泊5日だったけれど、もっと長く滞在していたような…浦島太郎の気分。
 
初めてのマリン・アクティビティーにも挑戦し、カヤックも漕いできましたー!
日焼けしてしまったわぁ~

贅沢な時間を過ごさせてもらいました。
詳細は後日、旅行疲れがとれてから、また長々じっくりと!

2016年1月 8日 (金)

寿司処こうや 仙台旅行11

さて、一泊二日の仙台~平泉旅行も、いよいよ帰途に。

すると、次女が

「お寿司を食べないことには帰れない…!」と主張。

 

確かに。

海の幸が美味しい宮城に来ていて、お寿司を食べずに帰るのは名残惜しい。

そこで、JR仙台駅の駅ナカにある「牛タン通り/すし通り」へ行ってみた。

地元の有名店が軒を連ね、行列のできている店もある。

 

迷ったが、寿司処こうやへ入ってみた。

Img_2522

この際なので、ちょっと贅沢なネタの握りを頂いちゃいました…!

次女ほど個数は食べられないので、ね。

とろける美味しさ…噛みしめて。

ん~~、至福☆

 

それにしても、この仙台旅行は三食ガッツリで

せっかく微妙に減量できていた体重が、あっという間に急上昇!

それを戻すのに一カ月かかったという・・・・・・

20代の次女と同じものを食べるのは危険だと悟りましたわ~

注文の時はついついいける気がしちゃうのよねぇ、、、

 

仙台空港でお土産を選び、

帰りは夜間飛行で大阪へ。

ラッキーなことに窓際の席に当たって、すーっごく嬉しかった!!

 

仙台空港を飛び立ち、太平洋沿岸に点々と連なる街の明かりを追いながら南下していく飛行機。

するとしばらくして、ぽっかりと穴が開いたように明かりのない所が見えてきた。

・・・そうか、ここは福島の、立ち入り禁止区域なんだ。

あそこには誰もいないから、明かりが一つもない。

他の沿岸側には日本列島の輪郭を描くように白い明かりが見えるのに、そこだけが欠落しているように暗い。

なんて悲しい景色だろう。

元々は人々の住む、豊かな田畑、山、川に緑溢れる美しい土地なのに。

テレビのニュース映像などではなく、実際に自分の目で見ると、

震災の爪痕の大きさ、原発事故の問題の深さが胸にしみた。

 

Img_2528

関東平野は、瞬く宝石のよう。

夢のように美しかった。

都心は燃えるように煌々と明かりがきらめく。

 

あの明かりの一つ一つの下に人がいて、それぞれの生活がある。

うっとりするような夜間飛行はロマンティックで心震え、

とても贅沢な時間だった。

 

なのに、次女は興味なさげに寝てるの!なんでかなぁ!?

 

東北へは初めてだったけど、

とっても良いところだった。

人の心の温かさがあって、

何か尋ねると、詳しく親切に教えてくれる優しさを何度も感じた。

食べ物も美味しいし、見どころも多いしね。

また行きたいな!

2016年1月 7日 (木)

高館義経堂 仙台旅行10

中尊寺金色堂から駅へと戻る途中に

源義経の終焉の地、高館義経堂がある。

冷たい雨が降る中、やはりここへも立ち寄りたいと参拝した。

 

Img_2508

小高い丘を登ると小さなお堂、義経堂があった。

中には義経像も…!

 

Img_2510

そう、ここはあの有名な句

夏草や 兵共が夢の跡

が詠まれた地。

 

Img_2511

ちょうど、中学の国語で教えたばかりなので感慨ひとしお!

実際に来てみてよかったー!

 

源義経は兄の頼朝に嫌われて、この奥州に身を寄せたんだけど、

頼朝が奥州藤原氏の泰衡に圧迫をかけまくって、義経に奇襲をかけさせたのよね…。

泰衡と義経は元々、仲良しなんだから、そんなふうに戦わないといけないのもつらい。

 

義経は、この高館で覚悟を決めて、自害した。

敵に討たれて、首を晒される恥を回避するため、うら若い妻(22才)と可愛い娘(4才)を刺した後、お堂に火を放って焼死したのだ。

何という悲劇・・・・・

だけど、それが当時の武士の生き様、武士道の美意識なのよねぇ・・・・

 

そして、高館の下を流れる衣川では、その義経の武士としての最期の時間を確保すべく、

武蔵坊弁慶は立往生で亡くなるまで、まさに死闘を戦った・・・・

 

さらにその後、奥州藤原家は頼朝に因縁をつけられて、

結局、滅ぼされてしまうという悲しい末路ーーー

 

力を持っている奴らは、とりあえず全部つぶしておこうって…頼朝、ほんと鬼!

 

歴史って、忘れがたい出来事の積み重ねなのね。

こんなに悲しい戦いが繰り広げられた舞台が、

今は静かな山と川ーーー

 

つわものどもが夢の跡

2015年12月30日 (水)

中尊寺金色堂 仙台旅行9

Img_2487

中尊寺に参りたいと次女が熱く語っていたのは、高3の大学受験の頃。

日本史の先生が良い先生だったようで、歴史のあれこれを臨場感たっぷりに授業してくれたらしい。

特に源頼朝×源義経を巡る奥州藤原氏の悲哀は次女の心に迫ったようで、

何度も「いつか中尊寺へ行く」と宣言していた。

 

一方、私も中学の国語で「奥の細道」の「平泉」や、

「平家物語」をこの秋にちょうど教えていた。

国語便覧や資料集で、予習はバッチリだ!

 

中尊寺は、山になってるので、

いきなりキツイ坂道になる。

フーフー言いながら、上る。

お寺って、大抵、坂道がキツイ。

簡単に入ってこられないようにしているのだと思うけど。

 

しばらく進むと、あちこちに○○堂の祠が出てくる。

それが結構、数が多い。

たぶん、昔、もっとたくさんの参詣者が通っていた時は

このくらい点在していたほうがよかったんだろうなぁ。

Img_2492

旗?がとてもカラフルなのが印象的な弁慶堂。

お堂の中には、弁慶の等身大の木像が…!

 

Dsc05576

中尊寺の本堂はこちら。

最澄、比叡山延暦寺からの「不滅の法灯」がここにも灯り続けているそう。

今年は延暦寺にも行って「不滅の法灯」を見たので感慨ひとしお!

 

Img_2496

これが金色堂の覆い。

この中に金色堂があるんだけど、もちろん撮影禁止。

内部の画像は上↑の公式サイトにあるので、見てみてね。

 

でもね、

写真や映像で見るのと、実際に見るのとでは…

全く違うと感じた。

写真で見ると、どうしても金ピカになっちゃうけど、

実物は、金箔の迫力はあるんだけど、とても上品な輝き。

細かな造りが凝っていて、もう尋常じゃない高級感。

この世の粋を集めた唯一無二の…まさに国宝!

 

 

ちなみに、金色堂を見る前に、隣接する讃衡蔵に立ち寄ることをオススメ。

中尊寺の歴史や宝物について、詳しく知ることができる。

奥州藤原氏の副葬品の展示は、なんだかすごくリアルでちょっと怖いくらい迫力がある。

だって、首桶とかあるんだもん…

 

Img_2498

松尾芭蕉の像と碑。

五月雨の 降残してや 光堂

 

芭蕉が訪れた時も雨。この日も雨。

 

Img_2503

中尊寺の入口には武蔵坊弁慶のお墓がある。

立往生で亡くなった弁慶をここまで運んで埋葬したらしい。

 

平家物語では、弁慶のキャラはかなりデフォルメされているそうだけど、

やっぱり、皆の信望を集めていた人に違いない。

入口のこの場所にお墓があるのは、

死して尚、弁慶に中尊寺を守ってもらうためという説をテレビで見た。

確かにそうかもしれないと思える場所に、どーんと大きなお墓がある。

 

中尊寺には、もう一度行きたい。

特に金色堂は、直に見てこそ。

主人にぜひ見せてあげたいわ。

2015年12月26日 (土)

平泉もち御膳 仙台旅行8

仙台から東北新幹線で一ノ関、そして平泉へ向かう。

Img_2479

広い空。

遠くに低い山並みが続く。

私が生まれ育った大阪にはない景色。

大阪は平野だし、街が建て込んでいて、こんなふうに山が見えることがない。

岩手生まれの恩師を思い出した。

先生の故郷はどんなところなんだろう、一度見てみたいと思っていた。

渋民村は平泉よりもっと北だけど、少しだけイメージが掴めた気がして嬉しかった。

いつか渋民村へも行けるかしら。

 

Img_2481

のどかな東北本線に乗り換え、平泉へ到着。

天気はあいにくの雨。

晴れていたらレンタサイクルで行こうと思っていたのだけど、徒歩で散策することに。

雨はどんどん強くなるし、気温も下がって一時はみぞれ混じりに。。。寒い!

 

途中、無量光院跡があった。

Img_2515

三代秀衡公が京都の宇治平等院鳳凰堂を模して建立した寺院の跡。

まさに跡としてしか残っていないのだけど、

眺めていると、ああ、ここに確かにあったのだな…と

その壮麗な姿が浮かび上がってくるのよね…。

それがまた切なかったり。

仙台旅行の直前に、宇治で平等院を見たばかりだったので特に、ね。

 

平泉駅から結構歩いて、ようやく中尊寺入口へ到着。

とりあえず、先に昼食にしようと、平泉レストハウスレストラン源へ。

ガラス張りの窓から中尊寺の入口がよく見え、清潔感のあるきれいな建物だった。

 

何を注文しようかとメニューを見て…

せっかくだし、地元の名物を頂きたいと

平泉伝統のおもてなし料理の「もち御膳」を注文。

前にテレビで紹介されていたのを見たことがあるのよね~。

Img_2485

し…しかし、これってお餅を6個も食べるってことでーーーー

よくよく考えたら…いや、考えなくても、6個って…無理なんじゃ?と焦り始める。

店員のお姉さんによると、お餅は食べる順番が決まっていて、あんこ餅からのスタート縛り。

いきなりキツイ…。

 

でも、実際食べてみると、あんこは甘さ控えめで、塩味もあって食べやすい。

次の生姜のお餅も、味が変わるので難なくいける。

ずんだ餅はさすが名物!めっちゃ美味しい。

甘い・辛いが交互に来るので、意外と食べられる。

終盤は…苦しくなったけど、がんばって完食!!

 

次女は「いわて南牛の元気どんぶり」を注文。

Img_2486

ネギたっぷりで香りも良く、美味しかったらしい。

前日に牛タン定食を食べたというのに、また肉!?と思ったけど、

見ていて、すーっごく美味しそうだった~

 

~ようこそ~

  • あまりつぶやかないですが
    Twitterも一応やってます
    連絡はこちら↓へお願いします
    Twitter: @meru_mia
フォトアルバム

最近のトラックバック

Powered by Six Apart