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2016年3月23日 (水)

映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」


YouTube: 「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」予告編2

 

遅まきながら観てきました!

映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」

今週末でもう上映が終わっちゃうんですよ。

ギリギリのタイミングで、ようやく映画館へ行けました~

だってね、主人が一緒に行ってくれるみたいなことを言ってくれたんですよ。

少なくとも私には、そう聞こえんたんで、混雑がましになった頃を見計らって声をかけたら、

「え?そんなこと言った?」

 

なぜだか、私の周りにはスターウォーズを観に行きたいという人が居らず、

人生二回目の一人映画館。

なんでだろう?

私なんかは、スターウォーズはやっぱり映画館で観たいけどなぁ~!

 

さて、今作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は

エピソード全9部作中の7つ目。

主人公は「レイ」という女の子。

これまでの物語の流れも汲んでいて、登場人物もかぶるが

章が変わるので、新しい気持ちで観ることができる。

 

そして、このレイの章は3部作なので、まだまだ続きはあり、今作は導入部分。

謎を残すレイやカイロ・レンの幼少期の詳細がとても気になる。

 

有名作品のシリーズなので、賛否両論いろいろあると思うが、

私は好きよ!こういう派手な映画。

2000円のチケットを払って、大きなスクリーンで観る価値のある作品だと思うわ。

 

時間の都合で吹き替えでしか観れなかったんだけど、

かえって良かった!

字幕を追う必要がなく、画面の隅々までじっくり楽しむことができた。

なかなか細かい芸を挟んでいるので、字幕だったらたぶんそれに気づかず、十分には楽しめなかったかも。

 

とにかくお金がかかっているし、

よ~く作り込んでいるのが、私なんかが観ていてもわかる。

脚本も上手いし、演出というか見せ方も上手い。

 

よくよく考えたら、ストーリーとしてはベタと言えるんだけど、

アメリカ映画なんだから、正義が勝って、メインキャストはほとんど生還がお約束なのはむしろ安心感。

そこはそれでいいと私は思うのよね。

 

しかし、そのお約束の中で一人荒ぶるカイロ・レン!

お前は一体、何がしたいねん!?とツッコミたくなるほど軸がブレブレ。

ダース・ベイダーの後を継ぐ者として、黒マスクをかぶっているが、

マスクを取ったら、めっちゃ普通の男の子。

すごい面長だけど。

こいつがなんかやたら色々迷って、病んでいて、

同僚のおじさんにも苦笑される状態。

強大で残忍と思いきや、最後にはレイに負けてたし・・・・

でも、レイの潜在的な力に気づいていたのに、その覚醒に手を貸すような感じだったし・・・

とにかく謎。

次作以降、その辺の謎も紐解かれていくんだろう。

 

このカイロ・レンは、ハン・ソロとレイア姫の息子。

ルークの下で修業していたらしいんだけど、どこでどうひねくれてしまったのか…

暗黒面に堕ちてしまったのね~~

 

ハン・ソロのハリソン・フォード、すごくお元気でお茶目で可愛くって。

やっぱり好きだわ~!

飛行機墜落の事故のニュースを聞いた時は、とてもショックで心配だったけど、

元気に動き回る姿が見られて、それだけでとっても嬉しい。

もちろん、お年はお年で、なんかね、ちょっとしたリアクションなんかも

ジジイくさい瞬間があるのよ。

でも、それが逆に可愛くて…!!

 

レイア姫も登場した瞬間は、貫禄の凄さに驚くけど、

時を重ねた今までの時間の存在も物語の中でしっかり感じさせてくれるので

彼女の健在ぶりにジンと感動する。

 

レイも二人の娘なんじゃないの?って最初、思ったんだけど、違うっぽい。

気品漂う顔立ち、受け継ぐフォースの力・・・

彼女の出生の秘密は今後の話の要かも。

 

BB-8というボールを2つくっつけたようなロボット(ドロイド)が、すごく可愛い。

機械音でしか話さないのに、何を言っているかなんとなくわかるし、

首をかしげる仕草に表情さえ感じる。

すごく絶妙に作られているわ~!

 

本来、私はバンバン戦って、人がたくさん死ぬような映画は好きではないのだけど、

スターウォーズは、必要以上に生々しく見せないのがありがたい。

戦場の過酷さはきっちり描いていて、その辺のバランスも上手く取れている。

子どもも含む万人が観る映画だしね。

 

ストーム・トルーパー(敵方の白いヘルメットの兵隊)だったフィンが、

生まれ故郷の村を皆殺しにする作戦に参加する中で、戦えなくなり

一か八か命がけで脱走するのだが、

筋骨隆々の黒人の若者なのに、ものすごく怯えていて、ダラダラ汗を噴き出しているんで

悪の組織「ファースト・オーダー」に対する彼の恐怖が伝わってくる。

ホラー映画は登場人物が怖がって、恐怖に引きつり、金切り声を上げるから、観客は怖い。

それと同じ効果を感じたわ。

そんなフィンも終盤にはすっかりヒーローになっていたね。

 

メインテーマの音楽を映画館の大音響で聴けるのも醍醐味。

劇場上映に間に合って、ほんとによかったわ。

2016年1月30日 (土)

映画「素晴らしき哉、人生!」

新午前十時の映画祭で観た「素晴らしき哉、人生!」が、とても良かった。

1946年アメリカ公開の不朽の名作。

もちろんモノクロ作品。

原題は「It's A Wonderful Life」

邦題がねぇ…年代物っぽい風情が出てしまっていて、なんだか古臭い映画のような印象を与えてしまうと思うが、

この映画こそ、若い人に、若いうちに観てほしい。

迷いながら生きる若者に生きる指針を与えてくれる、とても良いテーマの映画。

 

世界一周旅行の大きな夢を持つ主人公。

だが、町を出ようとするたびごとに、どうにもこうにも出ていけない事情ができてしまい、

平凡な人生を送る…

そんな彼がトラブルにより自殺に追い込まれるーーーと、そこへ年老いた天使が現れ…

 

いや、この天使がなんとも人の好さそうなおじいちゃんで、とても天使には見えないのが面白いのよ。

主人公は絶望していて、「生まれて来なければ良かった!」と口走る。

自殺しようとしているくらいなので、自身の存在がとてもちっぽけで、つまらないように感じてしまっているわけだ。

そんな彼に、天使は彼がいない世界を体験させる。

すると、町の様子や人間関係は今とは全く違う。

平凡に生きてきたつもりの彼だが、自分がいたことが、どれほど大きな意味を持ち

多くの他者の人生に影響を与えているかを痛感する。

 

そして素敵なハッピーエンド!

心がじんわり温まって、ほろり泣ける。

私、こういう映画が一番好きだわ。

そんなに多くの本数の映画を見ているわけではないけど、

一番、好きな映画に出会えた。

 

主演のジェームス・スチュワートもいいのよね~~!

美男子過ぎず、普通な感じでカッコイイ。

 

劇中、主人公の弟が撃墜王として勲章をもらい名誉の帰郷をするというエピソードが入るんだけど、

それって、日本の軍艦や零戦、あるいは町を攻撃してやっつけたってことなわけで、

ちょっと微妙な気分に観ていてなる。

しかし、戦争ってのは勝てば官軍。

終戦の翌年にアメリカはこんな名画を製作、上映しているわけで…

負けた日本は食糧難にあえぎながら戦後復興に必死、映画どころではなかったはず。

 

人間、生きていたら一度や二度は大きな壁にぶち当たり、

生きる希望を失ってしまいそうになることがある。

そんな時に、この映画を観ていたら、

人生には何が大切か、何が自分を助けてくれるかを思い出し、

もう一度がんばって踏みとどまる力を持てそうだ。

だからこそ、若い人に見てほしい。

時代がかったタイトルもご愛嬌よ♪

2015年10月27日 (火)

映画「ロボコップ」


YouTube: 『ロボコップ』映画オリジナル予告編

 

洗濯物をたたみながら、なんとなくWOWOWにチャンネルを合わせると

「ロボコップ」が始まったところだった。

 

あ~、ロボコップね。

面白いかも。

 

昔のロボコップの映画をイメージして見始めたが、

放映されていたのは昨年2014年公開の新しい「ロボコップ」のほうだった。

 

昔の「ロボコップ」は明快で楽しめる映画の印象だが、

この「ロボコップ」は画面が、やたらと暗い。

そして、もう… もう…

ひたすら・・・・・つらい!!!

観ていて、ずーーーーっとつらいのだ。

 

あまりにもつらくて、かえって目が離せない。

「ロボコップ」って、こんな話だっけ?って思うくらい。

 

そう言えば、昨年、映画が公開された時、

「とにかく暗い」と不評の噂を耳にした。

 

その時は、「へ~」としか思わなかったんだけど、

実際、観てみると、…なるほど。これは興行的にはどうなのかなと心配になる。

 

しかし、面白くない映画ではない。

私はめちゃくちゃ引き込まれた。

 

とにかくね、なんか妙にリアルなのよ。

ロボコップなんていう、そもそもアメコミ的なものを、めっちゃリアルに取り扱っているの。

 

ロボット製作会社の思惑、

上院議員とのモラル討論、

それを伝えるニュースショー、左右される世論、

・・・そういう大枠のところから、きっちりと固めて、

 

事故に遭い、目覚めるとロボットの体にされていた主人公のショック、葛藤、

「ご主人が助かる方法は一つしかない」と選択を迫られ、ロボット化に同意した奥さんの心情、

会社側に改良をせっつかれ、無理難題を押し付けられる博士の苦労、

・・・とにかく、全員がつらいのよ~~~

 

要するにね、

ロボコップなんて本当に作ったら、えらいことになりまっせ!?って映画なの。

 

でもねぇ…

いろんな技術の発展で、ロボコップのようなものを作れてしまう未来が

もしかしたら、近いのかもしれない。

そんな予感のする現在に警鐘を鳴らす・・・そういう意味で、この映画はすごい。

 

ロボコップという荒唐無稽なキャラが、

20年以上の時を経て、「ありえなくもない」ところまできている。

そこを丁寧になぞったら・・・ものすごーーーくつらい映画になったということだと思う。

まぁ、とにかくいろいろかわいそうで観ていられないくらい、つらい。

胸をえぐられるわ~~~

 

ちょっとグロテスクな映像もあるんだけど、

とにかくインパクトの大きい映画。

予想を大きく裏切られて驚いたけど、

一周回って、なかなか面白かったわ~

2015年10月23日 (金)

映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』

先日、WOWOWをたまたま見たら、映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』をやっていて

懐かしかった。

タイムマシーン、

落雷のタイミングに合わせないといけないハラハラ感、

両親の恋を成就させる手助けに苦心するドキドキ、

新旧音楽の使い方の面白さ、

…改めて観てみて、やはり面白い!

ラストシーンは、シンデレラストーリーのように痛快だし、

ドクが新型のデロリアンでやって来て、慌ただしく未来へと旅していく締め方。

最後の最後までビックリドキドキハラハラさせてくれて、それをスカッとした快感に変えてくれる。

すごく良くできている作品だ。

観終わって、「あー!おもしろかったなー」って素直に思うもの。

 

今年2015年10月21日は、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』の映画の中で行った「未来」にあたるとニュースで聞いて、

あ、だからWOWOWでやっていたのかーと思うと同時に、

1985年の12月に日本で公開されて、確かお正月くらいに満員の映画館で封切を観たのを鮮明に思い出し

あれからもう30年も経つのかーーーと驚いた。

 

それこそ、まるでタイムマシーンで飛んだようだ。

なんだか、あっという間だった気もするけど、

もちろん、あれこれあったし、当時とはいろいろ変わっている。

 

30年前の私が、今の私の生活を見たら、

それは驚くだろう。

予想もできない未来に違いない。

 

30年前にはもう既に主人と出会っていた。

映画を観に行ったのも、確か主人とのデートだった。

でも、その後、ちゃんと結婚できて、子供も生まれて

今の家に住んで、こんな生活をしているなんて、

ハタチくらいの私にはビックリだろう。

当時の主人はまだ入社したてのペーペー社員だったわけだし。

出世するんだか、どうだか、未来なんて全然見えなかった。

 

当時の私は、自分が幸せになれる自信がなく、

だからこそ、幸せになりたいと切望していた。方法もわからないまま。

 

なんだかんだで、結構幸せな人生よ、とあの頃の私に教えてあげたい気もするけど、

ハタチの私は、きっと30年後の自分になんて会いたくもない!とゾッとしてたと思うので

タイムマシーンに乗って、わざわざ会いに来たりはしてくれないだろうな。

2015年7月24日 (金)

映画「カサブランカ」

次女と観る「午前十時の映画祭」

 

「ローマの休日」、「ライアンの娘」「風と共に去りぬ」と続いて、先日観たのは

「カサブランカ」

 

傑作と名高い名作中の名作。

一度は観ておきたいと思って出かけたが、

いやぁ~~~、すごい!!

名作と言われるのも当然。完璧!

観終わった後の満足感の高さと言い、これまで観た映画の中で文句なしの最高。

 

★登場人物が全員、大人。

舞台は、第二次世界大戦が始まった頃、(1942年製作・公開)

ヨーロッパで勢いを増すドイツの支配からアメリカへの亡命を試み、旅券を求める人たちであふれるフランス領モロッコの都市カサブランカ。

 

ドイツ軍に陥落されたパリから逃げた人たちは皆、元々は富裕層だが、なかなか発行されない旅券を待ってカサブランカで足止めを食らう。

高額を支払えば、旅券を手に入れられ、すぐにでも飛行機でリスボンへ飛べ、アメリカへと渡ることができるという闇ルートもあるくらい、皆、のどから手が出るくらい旅券が欲しい。

 

物語のほとんどが主人公リック(ハンフリー・ボガート)の店の中での出来事で綴られるが、

その店が人々の焦りや逼塞感の吹き溜まりになっているのが、とてもうまく描写されている。

 

怪しい話を持ちかけてくる人、スリ、賭博、イカサマ…

本音と建て前、

全員がそれぞれの事情を抱え、カサブランカに集まっている。

このまま、アメリカへ逃げることができずに、故郷でもないこんなところで死んでしまうんじゃないかと不安に思いながら。

その辺りの心情が画面からにじみ出るように描かれているので、登場人物一人一人に命があり、

とってもリアリティーがある。

 

★スリルでドキドキ

そんな中、主人公リックが旅券を手に入れてしまう。

観客はそれを知っているので、警察官からの尋問をかわす無表情のリックを見ながら、ハラハラする。

 

★ハードボイルド!

ところがリックはこれまで数々の修羅場を越えてきた男で、警察や軍にも物おじしない。

つか、ラストシーン、躊躇なく最小限の動きで少佐を射殺する姿は…

これぞハードボイルド!

圧倒的な迫力があるし、文句なしにカッコイイ。

 

★切ないラブシーン

そんなリックをメロメロにしたのは、美女イルザ(イングリッド・バーグマン)。

パリでラブラブだった二人だが、イルザが急にリックの元から去って、それっきり…。

今もまだその傷心を残すリックの前に、イルザが夫ラズロと共に現れる…!

 

★名台詞の数々!

「昨夜はどこにいたの?」
「そんな昔のことは覚えていない」
「今夜は会ってくれる?」
「そんな先のことは分からない」

・・・カッコええなあ!リック!!

今もイルザを忘れきることができずにいるリックは、女の子と遊んでもそんなふうにかわしてたのよねぇ…

なのに、イルザと愛を交わす時は、すごく情熱的な瞳になって…

いや、もう…これはやられますわー

 

★ラストシーンの展開が見事。

何重にも仕掛けられたトラップ。

ハラハラの末、ものすごくきれいに締めくくられ、見終わった後の気持ちがとてもいい!

良い映画を観たなぁ…という気持ちでいっぱいになる。

脚本、すごいですわ。

 

★プロパガンダとして秀逸

映画が製作・公開された1942年はアメリカが第二次世界大戦に参戦した年。

我が物顔で人々の権利や人生…全てを蹂躙していくドイツのゲシュタポを描き、

随所に、それに抵抗する主人公たちの姿を織り込む。

 

ラストで、霧のかかる空を飛んでいくラズロとイルザが乗る飛行機。

その白いライトは、アメリカへ向かう二人にドイツの謀略、進軍の阻止を託す希望の光に見える。

この映画を観た当時のアメリカの人たちの多くは、

「よし!我々がドイツをやっつけて困っている人たちを助けねば。」と自然に思っただろう。

戦争を肯定する効果的でとてもいい宣伝になっただろうと思う。

 

それはさて置いても、この映画が素晴らしいのは変わらない。

ものすごく上手く作られている。早くも、もう一回、見たいなぁ…と思うくらい。

2015年7月23日 (木)

映画「風と共に去りぬ」

大学4回生で就活が中休みの次女。

時間のある今のうちに名画を多くみておきたいと「午前十時の映画祭」へ毎週のように通っている。

そして、私もそれについて行って名画を楽しんでいる。

 

今回は、「風と共に去りぬ」

そのタイトルを知らない者はいないだろうほどの超有名作品。

だけど、作品の概略やあらすじは知っていても、きちんと観たことはなかった。

 

上映時間231分の大作。

…長い!

10時に始まって、休憩を挟んで見終わるのが14時…

それでも、見応えがあるので長くは感じない。

 

アメリカで公開されたのが1939年。(昭和14年)

第二次世界大戦開戦の年だ。

それなのに、フルカラー!

白黒じゃないのよ!カラー作品なの!

ヴィヴィアン・リーの緑色の瞳や、それに合わせたドレスのグリーンがとてもきれい。

 

物語の舞台は南北戦争前後のアメリカ南部。1860年代の話。

冒頭、主人公スカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)は、美しく髪を巻き、フリルたっぷりのドレスを身にまとい、

左右に若い男性二人を従え、登場する。

裕福な家のわがまま気ままなお嬢さん。

 

美しさも、財産も、何もかもを十分に持っているように見えるのに、

彼女は絶えず、いつも満たされることなく渇いている。

 

自分に言い寄っていたはずのイケメン、アシュレーが

よりによって従姉妹の地味な女メラニーと婚約したのが気に入らない。

 

このアシュレーがなんとも優柔不断なヤツで、

スカーレットに迫られれば流されて中途半端なことを言うので、彼女も期待してしまうのだ。

でも、アシュレーに深い気持ちはないのできっちり、メラニーと結婚する。

それにキレて、見せつけのようにメラニーの兄のチャールズと結婚したりと、スカーレットはなかなか破天荒。

 

しかし、その後、南北戦争が始まり、アシュレーもチャールズも戦場へ赴く。

スカーレットは、大好きなアシュレーを奪ったメラニーが大嫌いなのだけど、

アシュレーに「メラニーのことを頼むね」と言われたら、これまためっちゃ一途にその約束を貫くのよね…

 

今から150年も前だと、スカーレットはしっかりし過ぎてて、女性らしくないと言われてしまうのだろうが、

今の感覚で見ると、スカーレットは、めっちゃ男前!

そう、むしろ男性に生まれていれば良かったのにねぇ…と思うほどバイタリティーに溢れていて、

次から次へと襲い掛かる難題と果敢に戦っていく。逃げない。

…と言うか、逃げたくても逃げられない状況にスカーレット自身が追い詰められていくのだけど。

そして、そんなスカーレットの前に現れるレット・バトラー(クラーク・ゲーブル)。

すーごく怪しい紳士で、ものすごく胡散臭い。

口説き方が、うわ・・・Sやなーこいつ!って。

私なんかはああいう手に簡単に引っ掛かるわけだけど、スカーレットもSなので反発し合ってしまうのよね~

でも、なんだかんだでスカーレットはレット・バトラーと結婚する。(三回目)

すると、あれだけツンツンしていたレットが愛娘にはデッレデレ!!

溺愛の極みで、あらまーと思っていたら、やーーっぱりその愛娘が落馬して急死…。

 

そこから元々ギクシャクしていた夫婦仲はガッタガタ。

最後の最後で、ようやく自分の気持ちに素直になったスカーレットがバトラーへの愛に気付き、歩み寄るにも関わらず、

既に時遅しーーー

バトラーは去って行ってしまうのよねぇ…

それも、なんかもうめっちゃスカーレットのことを侮辱する感じで。

 

スカーレットは気位が高くて美人なだけに、

いつまでも、どこまで行っても、周りから「わがままな勝手者」みたいなレッテルを張られて

そういう目で見られてしまう。評価されてしまう。

 

でも、彼女も結構な苦労をして耐え忍んできているのに、ね。

ただのわがままお嬢さんではないはずなのに。

もうちょっと、彼女をちゃんと評価してあげたらいいのに、と思うけど

メラニー以外はみんな、スカーレットをどうも悪く評価する。

 

やっぱり、あまりにも美人過ぎるのが逆にイメージを悪くしているのよね…

もし、スカーレットがあれほどの美人でなく、並みの容貌だとしたら…

周りの対応も全く違ったものになるだろうし、彼女の人生も変わっただろうに。

 

スカーレットは、元々はたくさんのものを持っていた。

美しさも富も、

男性たちからの求愛も、

大きなお屋敷、両親。

それが戦争によって全て奪われる。

 

結婚生活、そして大切な愛娘さえも失い、夫までもが彼女の元を去ってしまう。

本当に何もかもを失ってしまうのだ。

 

スカーレットは、彼女なりにその時々を必死で生き抜いてきたというのに。

 

映画の冒頭、開戦の報に湧き立ち、男たちは勇ましく戦場へと向かうが、

その戦争で、美しい故郷タラの町は見る影もなく荒れ果ててしまう。

そして、終盤には「あの戦争さえなければ…」と悔しそうに歯噛みし、

失ったものの大きさを思う。

 

豊かな生活、幸せな毎日、人々の笑顔、美しい町並み…

いつまでも当然のようにあると思っていたものが奪われてしまう。戦争によって。

人生が変わってしまうのだ。

 

そんなスカーレットの半生を描いた大作。

濃くて深くて…ん~~!すごい!

2015年7月17日 (金)

映画「ライアンの娘」

大阪ステーションシネマでは、「午前十時の映画祭」をやっていて、

殿堂入りの名作をスクリーン上映している。

しかも、学生は500円、一般も1000円で観ることができる。

 

大学4回生で就活もとりあえず落ち着いた次女、

(今年は就活期間が実質長くなってしまっているので、まだこれからの企業も残っているのだけど。)

時間のある今のうちに少しでも多くの作品を見ておこうと考えているらしい。

それに私も乗っかって、ついて行っているのだ。

5月は「ローマの休日」を観た。

ビデオで観たことはあるが大きなスクリーンで集中して観ると、やっぱり倍いい!

オードリー・ヘップバーンはチャーミングだし、

グレゴリー・ペック、イケメン!!キュンとくるわ~~

 

6月は、「ライアンの娘」

1970年の作品で、195分の大作。3時間越えです。

昔の映画って、途中休憩が入るのよね。

 

★ダイナミックな自然の描写が、すごい。

舞台はアイルランドの寒村。

断崖絶壁や、

激しく荒波が岩に打ち付けられる嵐のシーンなど、

どうやって撮ったんだろう?と思うほど迫力がある。

 

だって、当時はCGなんてないものね。

今の映画なら、どんなにすごいシーンでも「ああ、CGか~」と思うけど

これは、本当に撮っているんだもの。

 

★村の人間関係が、すごい。

僻地の閉ざされた村の住人たちの団結力が、良くも悪くもすごく強い。

主人公ロージーの結婚を村全体で祝ってくれるのはありがたいんだけど、

どんちゃん騒ぎが過ぎて、せっかくの初夜も雰囲気が全くでないという惨事ーーー

新郎新婦の初夜の部屋の窓ガラスに、いっぱい物を投げつけて邪魔するとか、もう…

ほーんとひどくて、「こんな村の奴らなんかとはやってられないわ」って思ってるロージーの気持ちを共感できた。

 

教会の神父が、村の中で大きな役割を果たしているのに驚いたけど、

よく考えたら、日本の昔話の中でも「和尚さん」は、村内の問題の解決に公平な立場で尽力する役割だったし、村民からの信頼と尊敬を集めていた。

 

★将校がイケメン過ぎて、すごい。

イギリス軍将校のランドルフが、先の戦いで負傷し、療養がてら、のどかなこの村へ赴任してくるんだけど、

この若き将校が、とにかくイケメン!

立ってるだけでカッコイイ!!絵になる。

当然、村の女性たちは皆、熱狂。

 

この、黙っていてもカッコイイ、

カッコ良さがダダ漏れてくる感じって、すごい。

将校は負傷していて、足も片足を引き摺ってしか歩けないし、顔にも傷が残っている。

さらには、戦場での生きるか死ぬかの体験が大きなトラウマになり、PTSDを患い、発作的に具合が悪くなったりするのだ。

 

ロージーは、将校のこの心の傷に気付き、それを自分の力で癒せるのを知る。

ーーーーって書くと、きれいだけど、実際は

PTSDの発作で、過去の悪夢が甦り半錯乱状態になった将校を抱きとめ、

自分の身体を与えることで彼を落ち着かせる・・・・

もっと平たく言うと、不倫なんですわ。

ロージーは人妻だからね。

 

将校もそれをわかっていてロージーと逢瀬を重ねるし、

ロージーも彼から離れられなくなる。

 

二人には、お互いが必要で、

互いに求め合うことで、自分自身を保てている。

単に火遊びの不倫ではなく、

もっと心の底のところで繋がっている深さを、きっちりと見せている。

 

ロージーは将校の救命看護婦のような使命感すら持っていたんじゃないだろうか。

だからこそ、大勢の村人たちの目の前であっても、彼が発作で苦しんでいる時、堂々と近寄り、助けようとしたのだと思う。

 

将校にとってロージーは深い癒し。

戦場での激戦以来、眠れぬ日が続き、疲労困憊の極限であった彼に与えられた、ようやくの安らぎ。

麻薬のように、もう彼女なしではいられない思いだったろう。

だからこそ、ロージーを失ったと知った彼は自らの命を断ってしまったのだ。

 

このように

★不倫関係の理由の深さが、すごい。

 

そうして・・・

★ラブシーンが、すごい。

 

いわゆる濡れ場って言うか、ベッドシーンって言うか、そういうのが何回かあるんですが、

その描写が、なんかもうね~~~

懐かしい!!

ああ、昔のラブシーンってこんなだったなーって。

 

男女の顔アップがほとんどなんですよ。

チラッと女性の胸が一回くらい見えるくらいで、ほとんど大して見えないんです。

なのに・・・・ものすごーーーくエロティック!赤面しますわ~逆に。

 

顔アップで、ずーっと行為が続くので、

吐息の加減とかね、

動きとかね、そういうので、今、画面外では何が行われているかが想像できちゃうんですよ…

そのうち、男性の背がわずかに震えてね、

あ、もしかしてこれって・・・と思うと、やっぱり終わって。

逆に生々しいんですってば!!

裸体がはっきり見えちゃうより、これはやらしい!

 

それとね~

将校との不倫の逢引きの場所が

海岸の洞窟の中や生い茂った草むらだったりするの。

絵的にはいいんだけど、

これ絶対、私、いやだわー ビニールシートでもいいから敷いてほしい!!

でも、ビニールシート敷いて抱き合ってたら、絵的には台無しよねぇ~~

 

ラストシーンも、深く心に残るものがあり、

さすが名作、良かったです!

2015年6月23日 (火)

映画「トゥモローランド」感想【ネタバレ含む】


YouTube: 『トゥモローランド』予告編

 

※ネタバレを含む内容です。ご注意を※

 

映画「トゥモローランド」をディズニー好きの友人に誘われ、観た。

 

ディズニーの制作ということでクオリティーの高さは保証されているだろうと、安心して映画館のシートに座った。

映像の美しさ、迫力、

主演のジョージ・クルーニーを始めとする役者の実力、

なかなかのものだった。

 

ただ、話の筋…と言うか、流れと言うか…設定と言うか…

何が、どうなってこうなってるのかを、いまいち掴みにくくて、

なーんかわからないまま話が進んでいく。

途中で、もう理屈で考えることを放棄したら、その後は楽しめた。

 

一応、理屈は通るように作られていて、後からよーく思い返してみると

ああ、なるほどな~と思うのだけど、

字幕だったからか、観ていて、わかりにくかった。

例えば、

トゥモローランドへ行くのは困難だけど、行ってしまえば、向こうからの出入りはすんなりっぽい、とかね。

トゥモローランドのほうが科学が発達しているからそういうもんなのだ、と言われてしまえば、それまでなんだけど。

なんかラストになっても、何と、なぜ戦っているのかも、よくわかんなくて、観ていて迷子になる。

もしかしたら、脚本が大幅にカットされたりしたのかなぁ?と思うくらい。

 

それでも、アクションシーンは迫力があるし、見応えは十分。

ちょっと「ターミネーター」や「バイオハザード」みたいだったりして、すごい。

話の展開がスピーディーかつ、トンデモないので

戸惑いながらも、楽しめる。

エッフェル塔をねぇ…割ってしまっていいのか??と思うけど、

エッフェル塔を造ったエッフェルさんもトゥモローランドのプロジェクトに関わっているという設定なのだから、ここも理屈は通っているのだ。

 

そう、トゥモローランドは、

ディズニーの仕掛けた「最大の謎にして、最高のプロジェクト」というのが、話の基盤になっている。

これについては、ディズニーの公式サイトで紹介されているのだけど、

映画の中では、あまり説明がない。

予告編に出てくる「イッツ・ア・スモールワールド」を、ディズニーランドのアトラクションだと思ってしまっていたが、

映画の中に、ディズニーランドは出てこない。

1964年開催のニューヨーク万博のパビリオンなのだ。

「イッツ・ア…」はディズニーが制作した、ユニセフのパビリオンで、その後、ディズニーランドに移築されたそうなのだ。これは実際の話。

だけど、テレビCMで流れる予告編が、ディズニーとの関連を強調しているので

映画を見たら、その辺りが、ちょっと肩透かしを食らうと言うか…違和感が拭えない。

 

それでもね、

50年前の万博の様子というのが、何とも言えず、懐かしくていい。

1970年の大阪万博をリアルタイムで経験した世代としては、たまらないものがある。

あの「明るく豊かで便利な未来」をまっすぐに信じる澄んだ子どもの瞳に映っていた素晴らしい世界ーーー

万博会場を闊歩する大人たちが、皆、モデルのように垢抜けていてカッコイイのも、

少女がとびきりお洒落で、お人形のようにかわいいワンピースを着ているのも、

なんだか、すごくいいのだ。

 

万博の会場は、特別な空間だったもの。

とても非日常的で、おとぎ話の、夢の中のようだった。

まだ幼稚園児だった私の記憶にも、大阪万博のインパクトは深く刻まれている。

 

万博会場の記憶を思い出しながら、映画を観ていると、

ふと、そう言えば、ディズニーランドのトゥモローランドのアトラクションの建物も、

似ているなぁと気付く。

そこで、映画で描かれている万博会場と、ディズニーランドのトゥモローランドの共通性…

ひいては、そこに隠された“謎”を、そこはかとなく感じることができる、と言えば…できる。

 

でも、映画の中では、そこは強調されていないのだ。

では、何がはっきりと打ち出されているか、と言うと

トゥモローランドは、どのような力で創られるのか、という大きなテーマ。

 

「二匹の狼がいる。

一匹は、暗さと絶望。もう一匹は、明るさと希望。

どちらが生き残るか。」

 

この問いに対しての答えが、実にいい。

 

「私が餌を与えた方だ。」

 

この映画は、幼い子供が観て、意味が分かるかどうか微妙だが、

派手なアクションもあるので、子どもも楽しめると思うし、

この言葉を、胸のどこかに植えて成長してほしい気がする。

いつか、人生の岐路に立った時、

この言葉を思い出し、勇気を持って、より良い選択をしてほしい。

 

「トゥモローランド」への招待状であるピンバッジ、それが贈られるのは、

「夢を持つ人」

そして、「それを諦めない人」

さらに、それは一人ではなく、互いに繋がりあうことで、より強い力になる。

 

ラストシーン、ピンバッジを手に、黄金の麦畑に立つ何人もの若者。

それは、豊かな大地(土壌)に生まれる新たな才能。

遥か向こうに、おぼろげに見えるトゥモローランドを彼らは目指す。

その一人に、君もならないか?と誘われた、と信じた子が

もしかしたら、より良い未来…トゥモローランドを創り上げる人材に

実際になるのかもしれない。

2014年10月29日 (水)

映画「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」

映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』予告編
YouTube: 映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』予告編

 

「エルメスのケリーバッグの由来になった人の映画だから観に行かないと!」

と友人が言うので、ケリーバッグなんて持っていない私も同伴。

かく言う彼女も、ケリーバッグは重くって、持っているところをもう長いこと見ないけれど。

 

映画「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」

 

王子様と出会い見初められ、お姫様になる素敵なおとぎ話。

誰もがグレースを羨み憧れる。

だけど、実際はそんなに気楽なものでもなく、グレースは様々な苦難に立ち向かっていかなくちゃいけない。優雅な笑みをたたえながら。

 

フィクションも混じる脚本だそうだけど、

グレースの苦悩から決意までが上手く描かれていた。

グレースはもちろん、グレースの夫であるレーニエ3世も魅力的でね、

最初は、「なんかつまんない人ね~」って思わしておいて

後からグングン株を上げてきます!

真面目くさった黒縁眼鏡を外して、素顔になった瞬間の瞳のセクシーさ!!

えっ!?って驚きましたわ。

 

それに外交問題で厳しい状況に陥っても、ぶれなかった姿勢もカッコいい!

 

グレースはニコール・キッドマンが演じていて、何とも言えず上品で美しい。

彼女が身に着けている衣装はディオール、アクセサリーはカルティエが提供という豪華さ!

ファッション誌の1ページのように完璧なシーンがいくつも出てくる。

イヤリングもバッグも、細かいところまでもっとよく見たいのだけど、

字幕も読まなくちゃいけないのがつらい!!

ストーリーが政治絡みで、ちょっと複雑な状況なので、字幕セリフをしっかり読まないと話がわかんなくなっちゃうし。

 

う~ん、吹き替えで画面をゆっくり眺めながら観たい映画だったかも。

そのうち、テレビででもやりそうな気がするので、その時はすっごく素敵なデザインのアクセサリーを、じ~っくり見ようかな♪

2014年5月12日 (月)

映画「アナと雪の女王」

※ネタバレ注意※

 

大ヒット上映中の「アナと雪の女王」

アカデミー賞の受賞も納得の良作。

「アナと雪の女王」予告編
YouTube: 「アナと雪の女王」予告編

2D吹き替え版を観に行った時、

すごく良くて感動したのだけど、

ああ、ここはきっと3Dで観たら、もっとすごいんだろうな~~とわかるシーンがいくつかあり、

先日より吹き替え版の3Dが上映されるようになったので、二回目の鑑賞に行ってきた。

 

 

童話「雪の女王」を下敷きにしているものの、

ストーリーはかなり変わっている。

「雪の女王」を“悪者”ではなく、そうなってしまった経緯が丁寧に描かれていて、物語に深みがある。

一緒に歌おう♪『アナと雪の女王』「Let It Go<歌詞付Ver.>」 松たか子
YouTube: 一緒に歌おう♪『アナと雪の女王』「Let It Go<歌詞付Ver.>」 松たか子

 

氷を操ることができる魔法を生まれながらにもっているエルサは

妹のアナをその魔法で瀕死の怪我を負わせた苦い出来事を機に

魔力を隠し、ひたすらひきこもることで「普通」を装っていた。

しかし、両親が海難で急死、

女王として戴冠式を迎えることになったエルサは大勢の人前で魔力を隠し切れない自分を痛感する。

 

どうも精神的に高ぶると無意識に魔法を使ってしまうようで、

それが強く出てしまうと、人を傷つけかねない威力があるのだ。

手袋をつけることで魔力は抑えられ、なんとか「普通」を保っていたのだけど、

ついに、もうそれをやめる決意をし、エルサは一人、雪山にこもる。

 

本来の自分を解放し、偽りの自分を脱ぎ捨てるのだ。

その誇らしく、強い決意が「Let It Go」には溢れていて、聴く者の胸を打つ。

 

誰にも言えない秘密を抱え、人知れず苦しんでいた人の心には尚、響くだろう。

自己肯定感をようやく得られた幸福な気持ちと解放感、

しかし、そのために失うものへの覚悟、悲しみ、強い意志。

 

松たか子さんの歌声は、その全てが表現されていて

エルサの気持ちが、迫力をもって伝わってくる。

キャラクターの動きとも、とても合っていて

本当に画面のキャラクターが歌いながら演技しているように感じる。

「アナと雪の女王」はとても良いミュージカル作品。

 

松さんの「Let It Go」が高評価なので、隠れがちだが

主人公アナの神田沙也加さんも素晴らしい。

あんなに歌が上手いとは知らなかった。

王女なのに、なぜか庶民的なアナ。

神田沙也加さんの声が“おきゃん”(死語?)な魅力を出していて、アナは生き生きしたキャラになっていた。

 

有名なご両親の二世として、良くも悪くもまずは認識されてしまうお二人。

だけど、「アナと雪の女王」を観ている間、スクリーンの中で歌い踊るのはアナとエルサで

松さんや神田さんの顔を思い出すことは全くなかった。

お二人の実力の高さに驚いたし、努力を感じた。

 

 

ディズニーらしいハッピーエンドで、見終わった後、幸せな気分になれる。

終盤、話があっさりと好転する印象はあるが、

あそこで話をもたつかせる必要もないので、あれでいいのだろう。

自身でコントロールできなかった魔法が「愛」によってできるとコツを掴めたら、あとは簡単だったのかもしれない。

 

ディズニーらしさを感じる一方で、

従来の「王子様に救われ、結ばれるプリンセス」ストーリーがちょっと違っている。

王子様は出てくるのだけど、これが意外な展開になるし、

アナが最後に抱きあうのは、男子(山男・クリストフ)ではなく、姉エルサ。

 

それまでも、ちょこちょことエルサがアナの恋を妨害するシーンがあり

「ん?」と思わせる。

これは、どういう気持ちなのかなぁ?と。

ちょっと異常にも感じられなくもない。

 

しかし、エルサは昔、アナを傷つけたことを深く悔いていて、

アナを守るために…の一心で長年、つらくとも引きこもっていたのだから、

そのアナが自分以外の誰かを選ぶのは耐えられないというのは理解できる。

割に合わない、と思うだろうなぁ、と。

 

だからこそ、アナが恋人との抱擁よりも危機に瀕しているエルサを直ちに救うことを選び、

身を盾にしたその深い愛情に心を動かされ、エルサの心は氷解した、と

そういうことなんだなぁ、と二回観て思えた。

一回目は、そこのところがいまいちよくわからなかった。

 

3Dで観ると、映像の迫力も増すし、

とってもきれい。

技術の進歩、すごいね!

時々、実写かと思うくらいリアルだもの。

 

音楽はどの曲も素晴らしい。

きっと、これもミュージカルになって更にヒットするだろう。

 

アカデミー賞、「風立ちぬ」を抑えて「アナ雪」が受賞した時は

えーっ!と思ったものだが、実際観てみると確かにいい。

「風立ちぬ」のDVDレンタルも心待ちにしてるんだけどね♪

飛行機好きの義父にぜひ見てもらいたくて。

 

それにしても、雪山に一人でこもって

エルサはどうやって生活してたんだろう?

いくら寒いのは平気と言ったって…

食事は?お風呂は?

あ、

オラフのような雪だるまを数体作って、それらが世話してくれてたのかな?

ウサギとか獲って来てくれたのかも。

しかし、雪だるまが家来では火を使えないので、生でお刺身状態で食べないといけないわよね…

パンも焼けないだろうし…

って、そんな心配しないくていいのよねっっ!!

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